「自分はこんなに弱く…」絶望からテニス全国V 中年男性の大逆転 | 毎日新聞

自宅近くのテニスコートで毎週練習する大崎浩さん＝神戸市西区で2022年11月26日午前11時0分、大野航太郎撮影 何歳になっても成長したい。学生時代に打ち込んだテニスを40代目前に再開し、若手に交ざって全国優勝した男性がいる。「年齢に負けず強くなる姿を周りの方に見せたい」と語る。【大野航太郎】 神出学園（神戸市西区）の主任専門指導員、大崎浩さん（45）。高知市で11月にあった第34回全国スポーツ祭典テニス大会（新日本スポーツ連盟主催）の一般シングルスで優勝した。「今が人生で一番うまいし、楽しい」。45歳以上が対象となる壮年の部もあったが、全国の実業団などから20～30代の有力選手が出場する一般の部で40代のチャンピオンが誕生するのは異例という。 学生時代は目立った選手ではなかった。小学3年生からテニスを始めたが、明石城西高校時代はシングルスで全国に届かなかった。高知大学に進み、4年生で初の

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昔はテニスをやっていたとはいえ、40で再開して全国優勝までするのはすごい。あと、この人を練習に誘ったどこにでもいる中年のおじさん良い人。