北海道発着の国際線、再開本格化 便数はコロナ禍前の66％に回復 | 毎日新聞

札幌市内中心部はキャリーバッグを引く人たちが増えている＝札幌市中央区で、2023年7月24日午後2時38分、水戸健一撮影 新型コロナウイルス禍で一時的に途絶えていた北海道内発着の国際線の再開が本格化している。7月に新千歳空港と中国の北京、上海を結ぶ直行便が3年4カ月ぶりに再開。道内は夏に日本人観光客、冬に外国人観光客が増える傾向があり、道も各路線の再開に向けて本腰を入れていく考えだ。 道内の7空港を運営する北海道エアポート（千歳市）によると、コロナ禍前の2020年1月の新千歳空港発着の国際線は26路線・週217往復。一時、全便の運航が止まったが、コロナの水際対策を経て22年7月17日に韓国・ソウルとの間を結ぶ大韓航空便が再開した。 これを皮切りに、台湾、シンガポール、マレーシア路線などが続き、23年7月11日時点で9路線・週141往復にまで戻った。路線ベースで35％、便数ベースで66％に回

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「18年度に北海道を訪れた外国人は311万5000人」「韓国73万1200人▽中国70万8900人▽台湾59万4200人」「韓国便は現在、コロナ禍前の週36往復を上回る週89往復に増え、台湾便も新千歳以外に旭川と函館の発着便が5月に再開」。