トップインタビュー：西日本鉄道・林田浩一社長／JR九州・古宮洋二社長 ／福岡 | 毎日新聞

旅客需要の掘り起こしを 西日本鉄道・林田浩一社長 ――2024年の展望を。 ◆24年は中国人観光客など、さらに人の流れが増えることを予想している。23年5月以降の旅客人員は、鉄道が新型コロナウイルス禍前の9割、バスが8割にとどまり、需要を掘り起こす努力をしなければいけない。インバウンド（訪日観光客）やイベント関係の需要をどの程度積み上げられるか。金利上昇で不動産の消費マインドに影響が出る中、立地を厳選し、魅力的で、価値が下がらない物件に力を注ぐ。輸送需要の低迷で輸出入取扱高が減った国際物流は上期までは厳しいかもしれないが、下期には底を脱して上昇局面になると期待している。 ――福岡・天神の街をどう発展させるか。