「秋田おでん」名物に 具材に廃棄ワカメの茎 食感良く風味豊か 男鹿海洋高生徒ら考案 ／秋田 | 毎日新聞

男鹿海洋高の生徒らが考案し、給食で提供された「男鹿揚げ」入りの「秋田おでん」＝秋田県男鹿市で2024年2月19日、工藤哲撮影 秋田県男鹿市沖の海で豊富に取れるものの、過去には廃棄されてきたワカメの茎を具材に使った「秋田おでん」が完成した。今後、市内の給食で積極的に提供するとともに、産学官で連携し、この具材を「男鹿揚げ」として国内外にPRする。 「秋田おでん」は、県立男鹿海洋高の生徒や男鹿市、飲食店経営などを展開する「ドリームリンク」（秋田市）が共同で考案した。自家製のほか、コンビニエンスストア、レトルト、冷凍などのおでん商品に地元特産の魚醬（ぎょしょう）「しょっつる」を加えたものと定義し、地域の飲食店にも積極的な消費を呼びかける。 「男鹿揚げ」は、地元産のワカメの茎を刻んでさつま揚げに練り込んだもので、ワカメの豊かな風味が特徴だ。地元関係者によると、20年ほど前には収穫したワカメの茎は歯ご

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男鹿市沖の海で豊富に取れるものの、過去には廃棄されてきたワカメの茎を具材に使った「秋田おでん」が完成した。今後、市内の給食で積極的に提供するとともに、産学官で連携し、この具材を「男鹿揚げ」として国内