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外為起訴取り消し:公安の「偽計」赤裸々に 調書訂正時ペン貸さず/確認中わざと話しかけ 大川原元取締役「彼らは逮捕が手柄」 | 毎日新聞
毎日新聞が入手した捜査員の備忘録。取調官が「あいつは気づかない。調書をしっかり確認しないから取れ... 毎日新聞が入手した捜査員の備忘録。取調官が「あいつは気づかない。調書をしっかり確認しないから取れちゃう」と述べたと記されている=4月(画像の一部を加工しています) 起訴が取り消された化学機械メーカー「大川原化工機」(横浜市)を巡る冤罪(えんざい)事件では、同社元取締役に対する警視庁公安部の取り調べの一部について、東京地裁が違法と認定した。地裁は、取調官(警部補)が元取締役に「偽計」を用いて供述調書にサインさせたと判断し、東京都に賠償を命じた。一体、どんな取り調べだったのか。【遠藤浩二】 元取締役は島田順司さん(70)。生物化学兵器への転用が可能で国が輸出を規制している噴霧乾燥器を不正輸出したと疑われ、外為法違反容疑で2020年3月に逮捕、起訴された(その後、起訴取り消し)。
2024/05/03 リンク