ニッポン警察の「危ない未来」 詐欺、わいせつ、暴力…不祥事だらけ＝ジャーナリスト・田口嘉孝 - 毎日新聞

警察の不祥事が底なしの様相である。盗撮やセクハラなどのハレンチ案件から窃盗や横領、果ては公文書偽造まで何でもあり。「警察官も人の子」とはいえ、犯罪を取り締まる“番人”が自ら罪を犯すとは言語道断。ニッポンの警察組織は本当に大丈夫か。 「悔しかった。許せない」 愛媛県警松山東署に誤認逮捕された20代の女性が８月１日、威圧的な刑事の取り調べの様子や当時の心境を綴(つづ)った手記を代理人弁護士を通じて公表した。 今年１月、タクシーから現金約５万４０００円が入った運転手のバッグなどを盗んだとして任意で事情聴取さ… この記事は有料記事です。 残り2305文字（全文2558文字）