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「みんなの意見」が案外正しくなるためには、個人が自立していないとダメ
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「みんなの意見」が案外正しくなるためには、個人が自立していないとダメ
同書の冒頭にも書かれているが、従来は集合知に対して否定的な見解を示す研究が少なくなかった。代表的... 同書の冒頭にも書かれているが、従来は集合知に対して否定的な見解を示す研究が少なくなかった。代表的なものが、ウィリアム・ホワイトが1950年代に「集団思考」と呼んだ現象である。集団で意思決定を行う際に、発言権の強いメンバーが含まれていると、意思決定プロセスの質が下がり、不合理な結論に到達することがある、というものだ。だが、最近ではオープンなネットワークによるイノベーションやシステム開発がそれなりに成功を収めるようになり、集合知は「案外正しい」と認識されつつある。 しかし、この「案外正しい」という微妙な表現が意味するように、集合的知性が正しく機能するための条件は結構厳しい。同書ではその条件として、(1)多様性、(2)分散性、(3)独立性、(4)集約性という4つを挙げている。(3)独立性とは、「個々の意見が他の意見に影響を受けないこと」を指すが、我々が社会的動物である限り、他者からの影響を完全に