エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
プログラムを哲学する 2. 「概念記法」 - Ryusei’s Notes (a.k.a. M59のブログ)
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
プログラムを哲学する 2. 「概念記法」 - Ryusei’s Notes (a.k.a. M59のブログ)
以前、言語の完全性について言及した。今回は引き続き、言語の完全性について考える。 mandel59.hateblo... 以前、言語の完全性について言及した。今回は引き続き、言語の完全性について考える。 mandel59.hateblo.jp フレーゲの「概念記法」 フレーゲは未定義の式の存在を「言語の不完全性」(einer Unvollkommenheit der Sprache)とみなしていた。論理学者のフレーゲにとって、表現の「意味」(Bedeutung; その記号があらわしている事物。表記対象 denotation や言及対象 referent に相当すると考えられる)が確定していることは重要なことであった。表現の「意味」は、ちょうど1つでなければならず、それより多くても、少なくてもいけない。*1そのような多義的ないし無意味な表現は論理的誤謬のもととなるので、学問から排除するべきだと考えた。 フレーゲの提案した「約定」(Festsetzung)とは、そのような「言語の不完全性」を排し、言語を完全化する