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虹の橋のたもとの子どもたち8 ~たもとに来たいきさつ、ペペの場合~ - 昭和ネコ令和を歩く
前回のお話👇 mishablnc.hateblo.jp たもとに来たいきさつ、ペペの場合 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~星を枕... 前回のお話👇 mishablnc.hateblo.jp たもとに来たいきさつ、ペペの場合 ☆作者あとがき☆ ☆おまけ~星を枕にした猫~☆ たもとに来たいきさつ、ペペの場合 季節は晩秋から真冬へと移っていきました。 ぺぺと妹猫は生まれ育った場所で変わらず暮らしていました。 しかし、母猫がそこに立ち寄ることはほとんどなくなっていました。 今は二匹とも真冬の寒さでも一匹で丸まって眠れるほどに成長しています。 母猫は寄り付かなくなっていましたが、ふさふさの毛並みの兄猫は毎日立ち寄ってくれていました。 「心配しなくても、お前たちがもう少し大きくなるまでここにいるよ。」 と、言って、人間がくれるエサをほおばっていました。 「もう少しってどれくらい?」 ペペは聞きました。 「そうだなあ、春になるころくらいまでは…。」 「春?」 「今より暖かくなって花とかがたくさん咲くようになるころだよ。」 「ふうん…
2020/10/08 リンク