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呉明益『眠りの航路』 - 西東京日記 IN はてな
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呉明益『眠りの航路』 - 西東京日記 IN はてな
『歩道橋の魔術師』、『自転車泥棒』、そして今年に入って『複眼人』と翻訳が相次いでいる呉明益の長編... 『歩道橋の魔術師』、『自転車泥棒』、そして今年に入って『複眼人』と翻訳が相次いでいる呉明益の長編が白水社の<エクス・リブリス〉シリーズで登場。 ただし、発表順でいうと本作は呉明益の長編デビュー作であり、一番古い作品になります。 とっつきにくい作品だから後回しにされたと思いきや、奇妙な眠りの病にかかった現代を生きる主人公と、第2次世界大戦時に少年工として日本に渡ることになった主人公の父親(日本名・三郎)の話が交互に語られ、呉明益の作品には欠かせない台北の中華商場をはじめ、のちの作品にも共通するさまざまなモチーフが出てきます。 そして、神奈川の現在の大和市にある高座海軍工廠で三郎は平岡君という日本人の青年に出会います。実はこの時期の高座海軍工廠では平岡公威、のちの三島由紀夫が勤労動員で働いており、著者は「父がもし三島と出会っていたら…?」という想像力でもって、若き日の三島のことも描いています。