100年間、無視されてきた黒人探検家の偉業

19世紀から20世紀にわたる探検の黄金時代に活躍した探検家の1人に、米国の貧しい孤児として育った男がいた。彼は数々の偉業を成し遂げたが、人種が理由でその大半が無視されてきた。 男の名はマシュー・ヘンソン。同時代には珍しいアフリカ系米国人の探検家だった。そして彼こそ、北極点に到達した初めての人類だった可能性がある。米国海軍のエンジニアだったロバート・E・ピアリとの壮絶な冒険が、印象的な写真に残されている。 「私は世界の頂点に座った初めての人類だと思う」と探検家マシュー・ヘンソンは述べている。この写真は、1908年にカナダのエルズミア島で撮影されたもの。（PHOTOGRAPH BY ROBERT E. PEARY, NATIONAL GEOGRAPHIC）

[Louis]

「男の名はマシュー・ヘンソン。同時代には珍しいアフリカ系米国人の探検家だった。そして彼こそ、北極点に到達した初めての人類だった可能性がある」

[frothmouth]

“19世紀から20世紀にわたる探検の黄金時代に活躍した探検家の1人に、米国の貧しい孤児として育った男がいた。彼は数々の偉業を成し遂げたが、人種が理由でその大半が無視されてきた。”