アカギツネ、アフガンの野生動物

今年9月、アカギツネがアフガニスタン中央部の高地に設置されたカメラトラップの前を横切った。アカギツネはユーラシア大陸、北米大陸に広く生息する。 Photograph courtesy WCS Afghanistan Program 今年9月、アカギツネがアフガニスタン中央部の高地に設置されたカメラトラップの前を横切った。アカギツネはユーラシア大陸、北米大陸に広く生息する。 同国の農業灌漑副大臣ガーニ・グーリアーニ（Ghani Ghuriani）氏は、環境保護の観点から、ヒョウやキツネのような食物連鎖の上位に位置する動物の存在は、彼らが生存する上で十分な獲物を見つけられることを示していると話す。 「つまり高原地域の草原は、まだアイベックス（山ヤギ）やウリアル（野生のヒツジ）といった動物たちを育めるということだ。これは野生生物にとってだけでなく、同地域の人間たちにとっても良い兆候だといえる。彼