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異世界に来たけど、生活魔法しか使えません - お寝坊マーガレット王女
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異世界に来たけど、生活魔法しか使えません - お寝坊マーガレット王女
「ペイシェンス、一緒に乗りましょう」 王妃様が許可されたのに断れるわけがない。4人の馬車の道中では... 「ペイシェンス、一緒に乗りましょう」 王妃様が許可されたのに断れるわけがない。4人の馬車の道中では、シャーロット女官とメアリーは口を開かない。つまり、マーガレット王女と私しか会話しないのだ。 「ペイシェンスが来てくれて本当に良かったわ。お母様がとてもご機嫌が悪いの。同じ馬車だと息も詰まってしまうわ」 文句を言うマーガレット王女の髪はお世辞にも整えられているとは言えない。一応はリボンで括られているが、髪先には寝癖がついたままだ。王宮には何人も女官や侍女がいる筈だよね。 「まさか、寝坊されたのですか?」 自分でリボンをほどくと、髪をどうにかしてと突きつけられる。 「だって、王宮のメイドはペイシェンスのような起こし方をしてくれないのよ。起こし方が悪いのに、私がお母様に叱られたの」 甘やかしてしまったようだ。反省しなくてはいけないが、先ずは髪だ。昼食までにキチンと整えなくてはいけない。 王妃様は側