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【コミカライズ連載開始】TRPGプレイヤーが異世界で最強ビルドを目指す ~ヘンダーソン氏の福音を~【書籍9巻上 2023年10月25日発売】 - 青年期 二一歳の冬 四二
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誰かがした小さな咳が延々と木霊するような、伽藍とした空間に全員が唖然とした。 「参ったなこりゃ」 ... 誰かがした小さな咳が延々と木霊するような、伽藍とした空間に全員が唖然とした。 「参ったなこりゃ」 中空の壁際から映える階段はひたすらに、ただひたすらに天に向かって伸びており龕灯を向けても終端が見えはしない。 試しにミカが発光術式を起動し、より強力な光で照らしてみたものの、やはり終着点は不明のままだ。 「おかしいな。この灯光術式は集束すれば一〇町(約一km)は先が見えるんだけども……」 「やっぱり空間が歪んでるな」 首を傾げる友人の言葉に溜息を止められなかった。 この術式は目眩ましの戦闘用にも使えるよう、超大光量に調整されているようで、帝国の度量衡でいえば一km先まで照らせる強さということだ。 しかし、それで先が見えないのは異常だ。外観から巨大さは分かっていたが、流石に胴回りだけでスカイツリーより巨大であろうとも、朧気に天井さえ見えないほど第二層が長い訳もなし。 「しかも帰り道ねぇぞ」 ジー