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山縣有朋は愛されたい - 四侯会議
―――――― 高杉の葬儀を終えると上洛のため旅立つ。海のことが心配でたまらない私に対し、祖母から御役目を... ―――――― 高杉の葬儀を終えると上洛のため旅立つ。海のことが心配でたまらない私に対し、祖母から御役目を務めてきなさいと怒られてしまった。家を追い出されるも同然の格好である。 五月初旬に着いた私は京都の薩摩藩邸を訪ねた。そこでは西郷、大久保の顔見知りの他に家老の小松帯刀――そして国父・島津久光までもがいる。 「貴殿の話は二人からよくよく聞いておる」 挨拶をすると久光からそんな言葉をかけられる。二人というのは西郷と大久保のことだろうが、身の丈以上に語られているような気がしてならない。それを訂正する勇気は私にないのだが。 「此度は遅参いたしまして申し訳ございません。知人の最期と葬儀に参列するためでして、何卒ご理解を……」 「うむ。その件は聞いておる。火急の用件というわけでもないゆえ、問題ない」 高杉のことは事前に伝えていた。とはいえ、呼び出しに遅れたわけだから謝罪はしなければならない。 「情勢