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ドリーム・ライフ~夢の異世界生活~ - 第四十八話「宰相フィーロビッシャー公爵:前篇」
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ドリーム・ライフ~夢の異世界生活~ - 第四十八話「宰相フィーロビッシャー公爵:前篇」
儂が宰相の地位に就いたのは二十年以上前。先代の宰相が急死したため、四十歳を過ぎたばかりの儂が指名... 儂が宰相の地位に就いたのは二十年以上前。先代の宰相が急死したため、四十歳を過ぎたばかりの儂が指名された。 無論反対する者は多かったが、当時の皇帝陛下の鶴の一声で決められたのだ。 当時はルークスとの戦争に加え、ラクスとも二十年近く戦っておったから、財政的に苦しかった。後に陛下から当時の財政状況を何とかできる人物がおらず、儂以外に指名しようがなかったと笑いながら言われたほどだ。 もっともその原因を作ったのが陛下なのだから、笑うことはないと思っておるが。 その後、ラクスと停戦に漕ぎ着け、ルークスにも散発的にしか侵攻しない政策に変更したことから、財政的には何とか持ち直した。 帝国は豊かな国だが、軍を優遇しすぎて何度も財政難に陥っておる。 今はルークスへの本格的な侵攻を唱えるラングトン大公らを抑えておるから何とかなっているが、もしレオポルド殿下が至高の座に就かれたら帝国の財政が破綻する可能性が高い。