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第三王子エルメル - 1-11 小鳥と拾得
「 次は~こちら~ 」 手になにも握ってないことを見せてから、軽く右手を握る。さっと手を広げるとそこ... 「 次は~こちら~ 」 手になにも握ってないことを見せてから、軽く右手を握る。さっと手を広げるとそこには小鳥が現れた。小鳥はパタパタと羽を広げ、一周天井付近で回るとまた今度は左手に戻ってきた。 「 では見てててくださいね 」 そう言って、コツコツと小鳥を窓ガラスに当てた。 これはマジシャンは俺、観客は清爛だけというマジックショーだ。フォーメーションZまで続けて、俺は諦めた。もう本は無残な姿と成り果てている。というか、もう手元には紙片が数切れしかない。 そこで、即席マジックショーの開催となったわけだ。清爛の誕生記念とでも言おうか。 氷で出来た小鳥は飛び立ち、窓ガラスの方へ向かう。さっき通り抜けられなかった場所だ。 しかし、今度はするりと窓ガラスを抜け、外に出てしまった。 「 なんてことでしょう!小鳥が逃げ出してしまいました! 」 成功だ。清爛がパチパチと拍手をし…てなくて、バンバン尻尾で俺を