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正しさを振りかざす「目覚めた者たち」への回答(レビュー)(Book Bang) - Yahoo!ニュース
『「社会正義」はいつも正しい: 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』ヘレン・... 『「社会正義」はいつも正しい: 人種、ジェンダー、アイデンティティにまつわる捏造のすべて』ヘレン・プラックローズ,ジェームズ・リンゼイ [著]山形浩生,森本正史[訳](早川書房) 本書の英語原題は『シニカルな理論』、副題は「学者兼活動家たちはどうやって何でもかんでも人種とかジェンダー、アイデンティティの話にするのか、それはどうしてみんなに害をなすのか」である。 ここでいうシニカルな理論とは「批判理論(critical theory)」と呼ばれるものだ。それによるなら、世界のすべては〈言説〉によって構築されており、言説の網の目の中に充満する〈権力〉そして差別の構造を察知することこそが重要なのである。 ちなみに、このような権力=差別構造の存在は、ポストコロニアリズム、クィア理論、批判的人種理論、フェミニズム/ジェンダー・スタディーズ、はたまた障害学やファット・スタディーズなどの「適切な批判手法
2023/02/10 リンク