川勝氏辞任でも残る リニア新幹線の深刻な課題（静岡県立大学特任教授 小川和久氏）（時事通信） - Yahoo!ニュース

リニア中央新幹線の改良型試験車。ノーズ先端部に凹凸を設けたことで空気抵抗を低減した＝2020年3月、山口県下松市 失言問題によって静岡県の川勝平太知事が辞職し、リニア新幹線推進派からは静岡工区の着工に期待感が生まれている。当初目標の2027年は断念したものの、30年代早々にも東京―名古屋間が開通するのではないかというのだ。 【ひとめで分かる】南海トラフの想定震源域 しかし、危機管理の専門家の一員としては、深刻な課題が残っていることを指摘せざるを得ない。筆者はリニア反対の立場ではないが、以下の問題を解決しない限り、リニア新幹線に乗るつもりはない。

[k-takahashi]

"リニアの静岡工区についても、上下線を分離して列車による救出を基本とするか、本坑に並行した作業坑に乗り物を配備し、山梨県側か長野県側に出られるようにすべき"　妨害目的ではなく、安全確保の観点からの指摘