奈良の出版事情を解明？ 閉店した老舗書店から江戸時代の版木（奈良テレビ放送） - Yahoo!ニュース

2021年10月に閉店した奈良市内の老舗書店に、木版印刷に使われた江戸時代の版木が保存されていたことが分かりました。江戸時代の奈良の出版事業の実態を解明する貴重な資料として注目されそうです。 これが見つかった版木です。2021年、閉店した奈良市の豊住書店の2階に保存されていました。保存されていた版木は約200点。亡くなった店主の豊住勝郎さんの次男の勝輝さんが片づけを行っていたところ大量に見つかりました。2月13日には、版木研究の第一人者である奈良大学の永井一彰名誉教授ら、専門家による初めての調査が行われました。そして、挿絵入りの水滸伝などの読み物から百人一首、当時の店のポスターにあたるものなど、主に江戸時代後期に商業出版に利用されたものだということが分かりました。木の板に文字や絵を彫って印刷する版木は、活字が普及する以前には出版の中心になっていました。ただ、江戸時代の出版業は、関西では京都

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“豊住書店は三重県の伊賀上野で創業し、奈良に拠点を移した200年以上の歴史のある老舗の書店”閉店したの残念だなぁ