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ごみの中 薄暗い部屋に座る弟「優秀だったのになぜ…」兄に抱えられ10年以上ぶりに外へ(沖縄タイムス) - Yahoo!ニュース
■「独り」をつないで ひきこもりの像]第2部 沖縄と8050問題 母亡き後(1) 「ケン、行こう。ちゃんと... ■「独り」をつないで ひきこもりの像]第2部 沖縄と8050問題 母亡き後(1) 「ケン、行こう。ちゃんとした生活に戻ろう」-。今年3月、本島中部の公営住宅。開け放たれた玄関ドアの向こうの暗がりで、兄のオサムさん(58)=仮名=と弟のカズヤさん(49)=同=が、3人兄弟の次男、ケンさん(52)=同=の説得を続けていた。(「家族のカタチ」取材班・又吉嘉例) 【写真】カーテン奥の「聖域」気配を消して生きる49歳の苦悩 ケンさんがこの住宅の一室にひきこもって10年以上になる。同居していた母親が2018年末に84歳で亡くなった後、一人残された部屋で大量のごみに囲まれ、テレビの前に座って終日を過ごすようになった。 表情はうつろで、誰の呼び掛けにも応えない。うつ病などの精神疾患に加え、皮膚科や内科的疾患を疑った家族はこの日、ケンさんを部屋から何とか出して、医療機関へ連れて行く手はずを整えていた。 公営
2020/10/09 リンク