20年前の「想定外」 東海村JCO臨界事故の教訓は生かされたのか - Yahoo!ニュース

この写真の道をまっすぐ進むと、核燃料加工施設があったJCO東海事業所に突き当たる。1999年9月30日、茨城県東海村のこの施設で「臨界事故」が発生。日本で初めて、事故被ばくによる死者を2人出し、近隣住民を含めた667人が被ばくした。「想定外」の場所で起きた「想定外」の事故だった。あれから20年。事故後、何が変わり、何が変わらなかったのか。当時の村長や役場職員、何も知らず現場に駆けつけた救急隊長、未知の急性被ばく治療に挑んだ医師、そして住民……。その後、福島で原発事故も起きたが、臨界事故の教訓はどう生かされたのか。「原子力のまち」を歩き、関係者に尋ねた。（文・写真：伊澤理江／Yahoo!ニュース 特集編集部）

[k2jp]

当時は事故後の治療に関する報道が尻すぼみだったよう記憶している。「急性被ばく」の治療について、当時の医師の証言はもっと広く知られたほうが良い

[ga_kun]

なるほどJCO臨界事故までは臨界事故がなんたるかを役所の人間でも知らなかったのか。何か起こってから事の重大さを知る。そして何かが起きても根本を解決しようとしない。

[mikanyama-c]

“（バケツを使って）いい加減なことをしたから起きた、と総括してしまった。本質的な問題に『バケツ』でふたをして、矮小化したんです。政府や原子力界は、日本全体の問題としてとらえなかった。”

[QJV97FCr]

凄まじいな。何が起きてどういうリスクがあるのか外部の人間は誰も知らされずそれを知ってるJCOの職員はとっとと避難していたとは。日本人にはまだ早かったのだとしか。

[k-noto3]

中日新聞の一面を中日優勝から塗り替えたこの事故は本当に許せんかったな。自分の誕生日だけに。

[MyPLB]

「臨界」とは、核分裂が安定的に維持される状態を指す。原子力施設が順調に動いていることを意味し、当時は「おめでたいこと」として受け止められていた。

[toyoashiara]

良記事

[urashimasan]

　”(当時の村長)村上さんはためらったという。 「（避難させたら）『原子力は怖いもの』という社会的な評価になり、原子力推進の妨げになるんではないか、と。…”

[bell_chime_ring238]

JCO事故は中性子線で、明らかに違法な手順で作業をさせていた管理系統の責任が大。福島で起きたのは水素爆発で、発生経緯も飛散した物質も違う。個々の原因が何なのか、原理まで見極めた対策をすぐ敷くのは難しいよね

[hiroomi]

"「（敗戦直前の旧満州の）関東軍みたいだな、（住民より先に）みんな逃げちゃって。俺んとこの住民のほうがはるかに（事故現場に）近いところにいる」"

[John_Kawanishi]

]