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オシムさんは僕たちに「魔法」をかけて去っていった。|塩畑大輔
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オシムさんは僕たちに「魔法」をかけて去っていった。|塩畑大輔
2009年1月4日。成田空港。 搭乗ゲートへと続くコンコースには、最終の搭乗案内が鳴り響いていた。 空港... 2009年1月4日。成田空港。 搭乗ゲートへと続くコンコースには、最終の搭乗案内が鳴り響いていた。 空港の係員が「そろそろ機内へ」とうながしてくる。 その場にいた僕も、気が気ではなかった。 だが、その人はかまわずに、僕に向かって語り続けた。 「選手たちに対して、言い続けてほしい」 「もっと走れ、もっと戦え、もっとリスクを冒せ、と」 決して流暢ではない英語で、懸命に話す。 それは、相手が自分の母国語を解さない、と分かっているからだ。 車椅子に乗ったその人は、元サッカー日本代表監督のイビチャ・オシムさん。 6年間の日本滞在を終え、自宅のあるオーストリアに戻るところだった。 ◇ 2007年11月に、オシムさんは脳梗塞で倒れていた。 10日ほどの昏睡状態の間に、代表監督を退任することが決まった。 僕はオシムさんのことを、ジェフ千葉時代から取材し続けていた。 その流れもあって、代表監督在任中にはたく