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interview Wolfgang Muthspiel:私の気持ちは縦に連なるコードではなく、ヴォイスの並び、つまりラインにある|柳樂光隆
90年代以降のジャズ・ギターが好きだったリスナーにとってウォルフガング・ムースピールは特別な存在だ... 90年代以降のジャズ・ギターが好きだったリスナーにとってウォルフガング・ムースピールは特別な存在だろう。パット・メセニーやジョン・スコフィールド、ビル・フリゼールらの時代とカート・ローゼンウィンケル以降の時代を繋ぐような存在だからだ。 ヴィブラフォン奏者ゲイリー・バートンのグループにパット・メセニーの後釜として加入しているが、ムースピールの後には2000年以降はジュリアン・ラージがその席に座った。 またドラム奏者ポール・モチアンのエレクトリック・ビバップ・バンドにも加入している。このバンドの歴代ギタリストはカート・ローゼンウィンケル、ベン・モンダーからヤコブ・ブロまでとコンテンポラリー・ジャズの重要人物がずらりと並んでいる。 ベース奏者のマーク・ジョンソンはずっとジョン・アバークロンビーとの共演が多く、ビル・フリゼールを起用することもあったが、90年代以降、マークが度々共演したのはムースピ
2023/04/04 リンク