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美術制度の中の人種・女性差別 照明と演色性と肌の色|近藤銀河
序花王が美白という表現を取りやめることを公表した。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70408840W... 序花王が美白という表現を取りやめることを公表した。 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70408840W1A320C2TJC000/ 化粧では「日本人の肌」に合わせた化粧といった売り文句も使われたり、従来から問題のある表現が無批判的に使われたりもしていた。けれど、肌の色は単一ではないし、その基準も単一ではない。 この種の肌の色をめぐる問題は私の専門領域である美術においても議論になることだ。「黒く美しい」と聖書の中で書かれたシバの女王が、絵画の中では白くされたように、美術における色には差別的な危うさが潜んでいる。 今日、ギャラリーなどはWhite Cubeと呼ばれる白い壁面を備えた形式をとることが多い。これ自体は特に差別性があるとは言えないが、ナチスドイツもWhite Cubeを推進していたことを考えると、こうした白さにはどこか危険な香りが漂ってくる。
2021/03/29 リンク