物忘れと認知症の線引きは？【#在宅医療研究会レポート（2018/11/22①）】｜在宅医療研究会

11月度の在宅医療研究会が開催され、二つのテーマで講演が行われました。 ■講演① 演題「認知症の診断と治療 ～臨床医の経験からお伝えしたい事～」 演者：厚生中央病院 総合内科(神経内科) 統括部長 北川 尚之 先生 ■講演② 演題「糖尿病患者のセルフマネジメント教育」 演者：関西医大看護学部 看護研究学科 教授 安酸 史子 先生 ※今回は講演①についてレポートさせて頂きます。 テーマは「認知症の診断と治療」について登壇して頂いたのは、厚生中央病院 総合内科（神経内科）統括部長・北川 尚之先生です。 少子高齢化が進む我が国で増え続けているのが【認知症】 認知症の発症は、ご自身・家族の生活に大きな影響を及ぼします。 アルツハイマー型認知症を代表とする認知症は、認知機能の低下を中心にさまざまな身体機能・精神機能の低下を引き起こします。認知症は加齢など複数の要因が折り重なって始まり徐々に進行してい