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第39回 英語を壊すお・も・て・な・し──多和田葉子の『献灯使』とマーガレット満谷の_The Emissary_の翻訳術(矢倉喬士)|書肆侃侃房 web侃づめ|note
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第39回 英語を壊すお・も・て・な・し──多和田葉子の『献灯使』とマーガレット満谷の_The Emissary_の翻訳術(矢倉喬士)|書肆侃侃房 web侃づめ|note
第39回 英語を壊すお・も・て・な・し──多和田葉子の『献灯使』とマーガレット満谷の_The Emissary_の... 第39回 英語を壊すお・も・て・な・し──多和田葉子の『献灯使』とマーガレット満谷の_The Emissary_の翻訳術(矢倉喬士) 2014年に出版された多和田葉子の小説『献灯使』は、大災厄に見舞われた後に鎖国状態になった架空の日本を描いた作品である。作品内の日本では、2011年の東日本大震災と原発事故を彷彿とさせる深刻な環境汚染があったらしく、人々は外で自由に運動する機会も減り、世代を重ねるごとに体は弱くなっていく。百歳を超えても元気な老人たちが車椅子に乗る脆弱な子どもたちを介護するという、不思議ながらもどこか現実とリンクしているような世界観の作品だが、作中で他言語と混ざり合って見慣れない姿へと進化する独特の日本語が、人ならざる未知の生物へと進化していくキャラクターと調和していて、内容と形式が互いを高め合う作品に仕上がっている。この『献灯使』が2018年に翻訳者マーガレット満谷の手によ