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流せばなかったことになる|とろける
わたしには好きな小説がある。 『七つの怖い扉』というオムニバス短編集の1番初めに入っている阿刀田高... わたしには好きな小説がある。 『七つの怖い扉』というオムニバス短編集の1番初めに入っている阿刀田高の「迷路」だ。 あらすじを載せる。 庭に井戸のある家に母と2人で住む、薄らぼんやりとした男主人公・昌司が、ある冬の日悪戯で、女友達を井戸に落として死なせてしまう。パニックになった昌司は井戸にフタをして、どうしていいかわからなくて露呈することに怯えながら一夜を明かす。そのまま雪解けて春になり、しばらく経って恐る恐るフタを開けて井戸の中を見ると死体はなくなっていた。見つかったのだと思い観念したが、警察が自分を捕まえにくる気配はない。またある日、金目当てで誘惑してきた女を殺してしまう。どうしていいかわからず、昌司はふとあの井戸のことを思い出し、死体を井戸に落としてみる。しばらく経って中を見ると、やはり死体は井戸から消えている。昌司は安堵して喜ぶ。 ーこの井戸は、死体を消してくれる不思議な井戸なのだ!