デンソーの燃料ポンプリコールの根底にあるもの｜中野技術士事務所

に詳しく載っている。 直接的原因は？リコールの内容は2つになる。 ①低圧燃料ポンプの作動不良 これは、燃料ポンプの樹脂製インペラの膨潤によって起きている。 原材料はPPSであるが、これは熱硬化樹脂である。 その熱硬化過程に問題があった（十分な熱を加えていない）為に、完全に硬化していない部分が残り、そこにガソリンが入るこむことによって膨潤を起こしている。 ②HEV用燃料ポンプの作動不良 こちらは、ポンプ本体ではなく、それを駆動するモーターのブラシ部分でのスパーク発生によるブラシ摩耗である。 ブラシの取り付け角度に問題があった場合に、そのブラシにかかる電圧や回転速度によってスパークが発生しやすくなり、そのスパークによってブラシが摩耗して、電力供給に問題が発生した。 なぜ発覚が遅れたのか？これは死亡者が多く出ていないことが大きな原因である。 つまり、いつも起こる問題ではなく、たまにしか発生しない

[misomico]

“「何の発生を防ぐ」のか”

[mako_cheng]

そもそも自分事として不具合を学習しなくて継承されない会社だと思う。それは製品デザインでもエンジンの系譜でも突然切れてガラッと変えたり

[bosatsumiroku]

今まではたとえ脳死でも何とか人海戦術で品質担保できていたが、もうそんなヒト・モノ・カネはない。仕組みかモチベーションかで頑張るしかないが、そんなものは一切積み上げて来なかったのがJTCです。死を待つのみ。

[whalebone]

2020年

[muchonov]

後者は製造業的にはなかなか怖い話。「生産性向上のためにVSM分析やってボトルネックを解消したら、即座に露見しないタイプの製品不良が発生してしまった」＝「カイゼンの罠」ということだもんね。

[ROYGB]

コストダウンなのかなあ。

[You-me]

「チェックする理由が理解されないままで、チェックだけが行われていたのであろう。」意味は説明するんですけどねぇどうしても覚えられない人ってのが出るんですよぅ（震え声

[medihen]

"枯れた技術であるために、試行錯誤して設計していた先人の失敗がチェック項目のみになってしまったために発生していたと推定される" NTTデータの全銀トラブルにも似たような雰囲気を感じる。