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the hatch『shape of raw to come』によせて|山塚リキマル
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the hatch『shape of raw to come』によせて|山塚リキマル
映画的なアルバムだ。 といっても映画音楽的、つまりサントラっぽいとかそういう意味ではなく、 全体を... 映画的なアルバムだ。 といっても映画音楽的、つまりサントラっぽいとかそういう意味ではなく、 全体を通して大きなうねりがあり、多面的な物語性があるということだ。 一曲一曲に驚くほどさまざまな趣向が凝らされており、コード進行もリズム・パターンもまるで異なる楽曲が並んでいるのに、なぜかシームレスに聴けてしまうという、トータル・アルバムの意匠がある。 そうして鑑賞し終えたとき、それまでとは物の見え方や聞こえ方さえ変わってしまうような、濃厚で鮮烈な46分間。 けっしてハッピーでラッキーな感じではないが、かといって退廃的でも露悪的でも冷笑的でもない。トランシーかつスポーティーで、すさまじくリアルだ。 サウンドはきわめてダイナミックだし、とくにギターなんかは70年代のハード・ロック的な美学すら湛えているが、その実アンサンブルはかなり緻密で、ラテン/アフロ/現代ジャズ/ベースミュージックなどを取り入れた多