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【書評#1】一つの町と家族の来歴が照らす歴史の深層(赤尾光春)/『ウクライナの小さな町』|作品社
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【書評#1】一つの町と家族の来歴が照らす歴史の深層(赤尾光春)/『ウクライナの小さな町』|作品社
現在の西ウクライナにまたがるガリツィア地方の小さな町クラコーヴィエツがたどった歴史を語る歴史書に... 現在の西ウクライナにまたがるガリツィア地方の小さな町クラコーヴィエツがたどった歴史を語る歴史書にして、この町と深い縁のある著者じしんのユダヤ人の家族がたどった苦難の歴史を追いかけてゆく年代記でもある『ウクライナの小さな町』(バーナード・ワッサースタイン、工藤順訳)。ウクライナ辺境の町の歴史と、あるユダヤ人一家の歴史の交錯する軌跡を描いた本書は、東欧の複雑な歴史を複雑なまま理解するためにまさに今求められる注目書です。 今月刊行されたの本書の書評を、ユダヤ文化研究者の赤尾光春さんにお寄せいただきました! 2回に分けて掲載します。 ■かつて東欧に点在したユダヤ人の町「シュテットル」 現在のウクライナ、ポーランド、ベラルーシ、リトアニア、モルドヴァ、ハンガリーなどの東欧一帯には、かつて住民の大半がユダヤ人であった小さな町が点在していた。こうした「ユダヤ人の町」が分布した広大な領域は、11世紀から1