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#41 新楽府考|鱗十文庫のnote
昨夜のNHK大河ドラマ「光る君へ」で、まひろ(紫式部)は図らずも一条天皇に拝謁し、白居易の「新楽府(... 昨夜のNHK大河ドラマ「光る君へ」で、まひろ(紫式部)は図らずも一条天皇に拝謁し、白居易の「新楽府(しんがふ)」を引いて、科挙のような制度を日本にも導入すべきと説いた。歴史的にはこのような場面はありえないものではあるが、後に藤原道長の娘である彰子付きの女房として宮中に上がった際には、中宮彰子に対して「新楽府」を教授したことが『紫式部日記』に書かれている。なお、「新楽府」は唐代の詩人白居易の著作集である『白氏文集』に収録された諷諭詩50篇であり、平安時代の日本にも招来され、当時の貴族たちにとって重要な教養とされたのである。清少納言も『枕草子』の中で「文は文集、文選」と言い切っている。文集とは『白氏文集』のことであり、教養人にとっては必読の文献であった。 前に書いた「香炉峰の雪」同様、白居易は平安時代に一大ブームとなっており、漢学の素養そのものであった。唐の大暦7年(772)~会昌6年(846