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“ワンダー・ボーイ”の栄光と有終。M・オーウェン、爽快なる引退劇。(山中忍)
昨年9月に1年契約を結んだストークでは10番をつけた。1月のスウォンジー戦で挙げたゴールで、史上8人目... 昨年9月に1年契約を結んだストークでは10番をつけた。1月のスウォンジー戦で挙げたゴールで、史上8人目となるリーグ通算150得点を達成した。 3月19日、マイケル・オーウェンが、今季限りでの現役引退を発表した。 ユースから育ったリバプールで、1軍デビューをゴールで飾ったのは16年前。当時17歳の「ワンダー・ボーイ」も、今や33歳のベテランとなり、「キャリアに幕を下ろす時が来た」と決心したのだった。 オーウェンといえば、やはり、18歳にしてイングランド代表として出場した1998年W杯、アルゼンチン戦でのゴールが思い出される。世界に「オーウェン登場」を告げた独走ゴールには、「爽快」な魅力が集約されていた。 デイビッド・ベッカムからパスを受けたのは、センターサークル内。ワンタッチでボールをドリブルの軌道に乗せると、一気の加速から1人目の敵を置き去りにし、トップスピードのまま簡単なフェイントで2人
2013/03/31 リンク