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混住社会論15 大友克洋『童夢』(双葉社、一九八三年) - 出版・読書メモランダム
大友克洋の『童夢』において、まず迫ってくるのは、突出した団地の風景とその描写に他ならないし、それ... 大友克洋の『童夢』において、まず迫ってくるのは、突出した団地の風景とその描写に他ならないし、それは冒頭の見開き二ページの夜の高層団地の風景に象徴されているといえよう。そこでは屋上も俯瞰されているが、まったく人影もなく、「どさッ」という小さな吹き出しがなければ、幾何学的で端正な建築のパースのようにも見え、コミックの一場面なのかどうか、判断を保留するところだろう。 そのような見開き二ページにわたる団地のシーンはこの他に内部の光景を含め、四ヵ所に及んでいるし、表紙カバーも一コマの拡大転載だが、同様であることに気づく。それが崩壊した団地の風景に他ならないにしても。これらに加えて、すべてのページにといっていいほどに、団地の建物の外観のみならず、内部の構造、部屋の中も描かれ、その周辺の施設、公園、植栽なども例外ではない。 これは『童夢』の物語の舞台が団地であるから当然のことのように思われるかもしれない
2013/04/09 リンク