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手の届きにくい“消費の対象”としての子ども・子育て - シロクマの屑籠
以下は、全国の大半に当てはまる気がするけれども、出生率・教育費・意識の高さ・待機児童問題などを考... 以下は、全国の大半に当てはまる気がするけれども、出生率・教育費・意識の高さ・待機児童問題などを考えるに、東京とその周辺に最も当てはまると思うので、そういう前提で書き残しておく。 東京の子育てはハードルが高すぎる 今日、とりわけ東京では、子どもはショーケースの向こう側の存在にみえる。 比喩ではなく、宝飾品のたぐいや、高級ワインや、スポーツカーに近づいていると思う。 少なくとも昭和時代の中頃に比べれば、子どもはショーケースの向こう側の存在に例えやすくなった。 この、洗練された消費社会では、一面において、子ども・子育ても消費の対象だ。消費の対象が“モノ”より“コト”などと言われている今日では、とりわけそうだろう。90年代には、マイホームに暮らす核家族というイメージが消費の対象になったが、10年代においても、幸福な親子の姿は消費の対象たり得る。テレビや動画のCMに出て来る家族像は、イメージであり、
2017/08/31 リンク