《短歌日記》 読者をあたたかく包んで癒してくれる、そんな小説がやっぱり好きです！ - 平安寺のささやき 短歌日記：楽天ブログ

2017.09.05 《短歌日記》 読者をあたたかく包んで癒してくれる、そんな小説がやっぱり好きです！ カテゴリ：カテゴリ未分類 世の中に 不安ばかりが 増すなかで 読み物だけでも あたたかくあれ ★ 梶よう子作「花しぐれ」を読み終えました。江戸時代、小石川御薬園につとめる同心、水上草介。ひょろ理と背が高く、一見頼りない主人公につけられたあだ名が「水草」。御薬園に働く部下たちからも「水草様」と呼ばれています。 ★ しかし、この主人公、世事には疎いのですが、無類の薬草好きで医術にもくわしく、小石川療養所に努める医師や、かの有名な蘭学者・高野長英からさえも一目置かれる才能の持ち主でもあります。 ★ この主人公が、薬草に関する知識をもとに、身の回りで起きる事件や悩みを解きほぐしていくさまが実に小ぎ気味良く、人の心を癒してくれます。 ★ 今一つの見どころとして、腕っぷしも見た目もさえず、何かと世事

[yhugoheiangi]

梶よう子作「御薬園同心・水上草介シリーズ」は最高です。