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『イニシェリン島の精霊』が“難解な映画”である背景 ブラックコメディが持つ意義を考える
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『イニシェリン島の精霊』が“難解な映画”である背景 ブラックコメディが持つ意義を考える
映画『イニシェリン島の精霊』が1月27日に公開された。予告編を観れば、2人の男の友情が決裂し、そこか... 映画『イニシェリン島の精霊』が1月27日に公開された。予告編を観れば、2人の男の友情が決裂し、そこから観客である私たちが納得できる決裂の理由やそれらが辿り着く先がなんとなくポジティブに描かれることを想定した人は多いだろう。しかし本作は予告から想定される展開には一切ならず、終始不穏で徐々に暴力を含んだ展開しか待っていない。 本作のジャンルはブラックコメディに分類されているが、いわゆるアメリカ作品で扱うブラックなユーモアで豪快に笑い飛ばすような分かりやすい演出は取られていない。そもそもブラックコメディとは生死や差別、偏見や戦争、政治など、笑いとして昇華することがタブーとされている事柄を扱い、それらをネガティブでグロテスクな内容とともに「笑う」ことを前提として描かれるジャンルのことを指す。 例えばアメリカ制作のストップモーションアニメ『サウスパーク』や、2020年の第92回アカデミー賞で作品賞を