『鋼の錬金術師』について - 猿虎日記

だいぶ前に5巻あたりまで読みながら中断していたのを、最近一気に最終巻まで通読しました。忘れないうちに簡単にいくつか書いておきたいことがあります。 まず、なんで5巻あたりで中断したのか、という理由ですが…。「イシュヴァール」という設定に、微妙に違和感を感じたから、でしょうかね。つまり、「アメストリス」と「イシュヴァール」というのは、あきらかに、「アメリカ」と「イスラムorイラク」です。もちろん、この漫画では、最初から「アメ」が悪いということは暗示されてはいるのですが、その「アメ」に侵略された中東を思わせる国の男が、復習に燃える「テロリスト」となる、という設定が、やっぱりちょっと安易じゃないかな、というふうに思った*1。 そもそも、そういう風にリアルな社会問題ともリンクさせてあるところが、この漫画の評価されるポイントでもあるんでしょうが、結局なんだかんだいって、アメ（文明、軍事大国）ＶＳイスラ

[nagaichi]

「アメストリス」はドイツとロシアを足したような大陸国家のイメージを漠然と持ってたんだけどな。「イシュヴァール」は中央アジアあたりで、「シン」は大清グルンね。モデルを深読みしても仕方ないけど。

[negorin]

男臭くなくていい漫画だとおもいました

[keiseiryoku]

ニヒリズムからほど遠い主人公たちのアツさが読んでいて安らぐ。／人種差別、宗教、人体実験といった重いものを扱ってる感じが全然しない漫画だった。アメｖｓイスラムの構図もそんな感じで、鼻につかなかった。

[dododod]

”キンブリーって、なんか顔も言ってることもロックスミスに似てるなあ。”

[cham_a]

旧アニメ版では一部ユーゴ紛争をモデルにしてる形になってて「民族浄化」での結果生まれた子供という設定が隠しながら出てくる／ただその描き方が別の意味で「浅い」のが何とも…／「サラエボの花」を見習えと

[frivolousman]

「決断主義」を含んだ物語って深いわ〜ブーム（ゲームに多い感じ…スクエアとか。）「虐殺・悪意の正当化」もここ１５年くらい「ショッキングクエスチョン演出として流行。ユーゴ紛争のタクティクスオウガが９５年か

[Portunus]

「もううんざりですよ、二択で悩んで「深っかいわー」とか、「何が善か、何が正義かわからない＞深っかいわー」みたいなのは。」