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7月の中国・台山原子力発電所の事故は設計上の欠陥が原因か | スラド サイエンス
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7月の中国・台山原子力発電所の事故は設計上の欠陥が原因か | スラド サイエンス
6月14日に中国の台山原子力発電所で燃料棒が破損し、運用が停止する事故があったが、その続報が今になっ... 6月14日に中国の台山原子力発電所で燃料棒が破損し、運用が停止する事故があったが、その続報が今になってフランス国内で話題となっている。この原子力発電所は中国の中国広核集団(CGN)とフランス電力会社(EDF)が共同で設計したもので、最新の欧州加圧水型炉(EPR)形式の原子炉となっている。そのうち台山原子力発電所は世界で唯一稼働中のものだった(TV5MONDE、Reuters)。 今回話題の原因となっているのは、フランスの非政府組織「CRIIRAD」が入手した内部告発者の発言。発言内容は原子炉の格納容器の設計ミスにより、異常振動が発生しているというもの。最初の報道で伝えられた燃料棒の破損は、この格納容器の異常振動がきっかけで起きたとしている。なお、この内部告発者は原子力産業で働くフランス人で、台山原子力発電所の炉心の技術情報にアクセスできる立場の人物であるとしている。 CRIIRADは11月