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はしでメロス - 邪智暴食の王に激怒したメロスは、乾麺を懐中に王城に忍び込む。
ハルオ メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスにはうどんの... ハルオ メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の王を除かなければならぬと決意した。メロスにはうどんの味(政治)がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明メロスは村を出発し、野を越え山越え、十里はなれた此の香川(シラクス)の市にやって来た。メロスには父も、母も無い。女房も無い。十六の、内気な妹と二人暮しだ。この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿として迎える事になっていた。結婚式も間近かなのである。メロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。メロスには竹馬の友があった。セリヌンティウスである。今は此の香川(シラクス)の市で、石工をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだか
2019/07/10 リンク