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倒産危機を救ったロボットキット ミヨシ2代目がベンチャーと広げた新製品
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倒産危機を救ったロボットキット ミヨシ2代目がベンチャーと広げた新製品
ミヨシ2代目の杉山耕治さんは、ベンチャー企業と開発したロボットキット「RAPIRO」(ラピロ、右)や、バ... ミヨシ2代目の杉山耕治さんは、ベンチャー企業と開発したロボットキット「RAPIRO」(ラピロ、右)や、バイオマスプラスチックが原料の「お米のしゃもじ」(左)などの新製品で、家業を倒産危機から救いました 1982年創業のミヨシ(東京都葛飾区)は、プラスチック製品の試作金型や射出成形を手がける町工場です。創業以来研ぎ澄ます小ロット成形に特化したアルミ金型が高く評価されてきましたが、リーマン・ショックで売り上げが最盛期の4分の1に落ち込み、倒産危機に見舞われます。2代目の杉山耕治さん(46)は金型の技術を生かし、ベンチャー企業とロボットキット「RAPIRO(ラピロ)」をつくりあげるなど新ジャンルを開拓。回復基調に乗せました。社内の電力使用量を「見える化」するなど環境対策にも取り組み、コスト削減を実現。オープンファクトリーも運営しています。 親子仲が悪くなっても かつてのミヨシの取引先は自動車業界