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「藪蕎麦」を知れば、蕎麦がわかる/片山虎之介=文 -蕎麦Web 蕎麦研究家が運営するそば専門のWebマガジン-
「藪蕎麦」って、いい名前ですよね。 枯淡な感じで、気取りがなくて、あか抜けている。いかにも蕎麦屋さ... 「藪蕎麦」って、いい名前ですよね。 枯淡な感じで、気取りがなくて、あか抜けている。いかにも蕎麦屋さんに相応しい名前ですね。それも、おいしい蕎麦屋さんの雰囲気です。 『並木藪蕎麦』の看板 古文書の世界をのぞいてみると、「藪蕎麦」は、江戸の昔から、おいしい蕎麦屋さんの代名詞だったようです。 蕎麦の歴史の研究者として知られる新島繁さんの著書「蕎麦の事典」によると、「藪蕎麦」の名前は、江戸時代の中期に登場してくるといいます。 現在の地名でいうと東京都豊島区になりますが、雑司ヶ谷、鬼子母神の近くに藪があり、その中に一軒の農家がありました。この家で食べさせてくれる蕎麦がうまいと評判で、雑司ヶ谷の名物になっていたそうです。 「爺が蕎麦」とか「藪之内」などと呼ばれた、この店こそ、藪蕎麦の名前の元祖であると、新島さんは記しています。 江戸の人々は、当時、店を屋号で呼ぶのとは別に、愛称で呼ぶことを好んだようで
2021/02/16 リンク