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殺意が沸く程に、不味いラーメンを喰った - Some Were Born To Sing The Blues
(このラーメンは俺が実際に食したものだが、今日の記事とは一切関係がない) 若い頃(と言っても30代の... (このラーメンは俺が実際に食したものだが、今日の記事とは一切関係がない) 若い頃(と言っても30代の頃の話だが)は、食い物に興味がなかった。俺が興味があったのは酒だけだ。飲みに行っても、割り箸が袋に入ったままなんていうのもよくあった。お通しにすら手をつけなかったこともしばしばだった。 当時は職場の同僚に「ランチとか食べるの面倒くさいよね。錠剤3つくらい飲んだらさ、必要な栄養が全部取れて、満腹感を味わえる薬とかあればいいのにね」と言っては呆れられていた。 俺も年を喰って、その辺りはだいぶに変わった。今でも食にあまり興味はない。それでもやはり美味いものを食べれば「うん、美味しいね」と思えるし、不味いものを喰うと悲しい気持ちになる。 毎週木曜日は、相方がスペイン語のレッスンを仕事後に受けるので、晩御飯は別々に摂るという約束がある。或る日の木曜の夜のこと。残業を終え、晩御飯をどうするか考えた。 乗
2024/02/29 リンク