日大アメフト部員を逮捕＝寮で覚醒剤と大麻所持容疑―情報複数回、乱用防止教室も・警視庁

日本大学アメリカンフットボール部の学生寮で覚醒剤の錠剤片や乾燥大麻が見つかった事件で、警視庁薬物銃器対策課は５日、覚醒剤取締法違反などの疑いで、同部員の北畠成文容疑者（２１）を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。 捜査関係者によると、警視庁には部員の薬物使用に関する情報が複数回寄せられており、昨年末までに日大側に情報を提供。部員らを対象にした薬物乱用防止教室を開くとともに、大学側にも対策を講じるよう促していた。 北畠容疑者は任意の事情聴取に違法薬物の所持を認めたとみられ、同課は自分で使用するために所持していたとみて、入手経路などの捜査を進める。 捜査関係者によると、北畠容疑者は７月６日、中野区にある日大アメフト部の寮で、覚醒剤を含有する錠剤片約０．１９８グラムと乾燥大麻若干量を所持した疑いが持たれている。 「寮内で部員が大麻を吸っている」との情報に基づき、大学関係者が同日、部員を立ち会