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短歌のなかの漢字 – 砂子屋書房 月のコラム
****************** ****************** 「対立点しんしに協議」と書きなすは誠意などなき証とも見ゆ ... ****************** ****************** 「対立点しんしに協議」と書きなすは誠意などなき証とも見ゆ 市野ヒロ子『川霧』(*1) 「しんし」。もちろん「真摯」という熟語を平仮名で書きあらわしたものだ。なぜ平仮名かというと、「摯」という字が常用漢字表に記載されていないからである。漢字表は、その「前書き」によれば、「漢字使用の目安」にすぎない(*2)。「目安」だから強制力はない。が、逸脱を最小化するだけの効果はある。行政やマスメディアでは、表にない字はなるだけ平仮名で書こうということになる。だから「ら致」や「破たん」といった交ぜ書きが現れる。交ぜ書きで不都合なら、ぜんぶ仮名書きしようということになる。その結果生まれた意味と表記のズレが、なんとも弛緩した空気をつくりだす(*3)。 はたして漢字表は、歌人の表現をどれほど制約しただろうか。字体の簡略化に伴う問題を別と