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平家物語66 第3巻 医師問答①〜The Tale of the Heike🪷 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
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平家物語66 第3巻 医師問答①〜The Tale of the Heike🪷 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
その頃、丁度熊野に参詣した重盛は、 一晩中、何事かを祈願していた。 日頃から、平家の行末に、 暗い予... その頃、丁度熊野に参詣した重盛は、 一晩中、何事かを祈願していた。 日頃から、平家の行末に、 暗い予感を感じている重盛にとって、 それは一身をかけた重大な祈りであった。 「父の清盛入道は、何かと悪逆無道を働き、 法皇の心を悩まし、息子としては、 精一杯諫言いたしておりますが、 我が身が至らぬため思うようにまいりません。 この様子では、 父清盛一代の栄華さえ案じられる状態でございます。 ましてや、 子孫が相次いで繁栄などは以ての他の事かとも思われます。 ここに至って私の思いますには、 なまじ高位高官に列せられ、 世の浮沈をなめるよりは名誉を捨て、 官を退き、この世の栄誉を捨てて、 来世の極楽往生を願った方がどんなに良いかとも思うのですが、 凡夫の悲しさ、中々実行できません。 願わくは、南無権現、金剛童子、 清盛入道の悪心を柔らげ、子孫繁栄、 朝廷にお仕えして いついつまでも天下に平和をもたら