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平家物語74 第3巻 行隆の沙汰〈ゆきたかのさた〉〜The Tale of the Heike🪷 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
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平家物語74 第3巻 行隆の沙汰〈ゆきたかのさた〉〜The Tale of the Heike🪷 - 源氏物語&古典🪷〜笑う門には福来る🌸少納言日記🌸
関白基房の家来、江大夫判官遠成 《ごうたいふはんがんとおなり》という者がいた。 日頃から平家には反... 関白基房の家来、江大夫判官遠成 《ごうたいふはんがんとおなり》という者がいた。 日頃から平家には反感を抱いていたが、 六波羅からの追手が迫ると聞き、 息子 江左衛門尉家成《ごうさえもんのじょういえなり》 といっしょに揃って家を出た。 家を出てみたが、 結局は行く目当もなく頼る人もない二人は、 稲荷山《いなりやま》にのぼって相談の結果、 住みなれたわが家で死のうと、 再び川原坂の宿所にとって返した。 六波羅からは、 源大夫判官季貞、摂津判官盛澄らが、 武装兵三百騎を引き連れて押し寄せてきた。 江大夫は縁に立ちはだかると、 群がる敵をはったとにらみつけ、 「各々方、この場の様子、とくと六波羅に報告いたせ」 といい放つと、矢庭に館に火を放ち、 親子揃って従容として腹かき切ったのであった。 多くの犠牲者を出し、 四十余人もの人々が憂目を見た今回の事件も、 発端はごく些細な出来事で、 関白になった二