偽善者叩き、偽善批判の偽善～しない善よりする偽善?～ - 京太郎のブログ

1.エンタメ化する偽善バッシング 2.全ての弱者を支援することの不可能性 3.しない善よりする偽善？ 4.うしろめたさと同居すること 1.エンタメ化する偽善バッシング 前回までの記事では、差別や貧困、犯罪などの数多くの社会問題がこの世界に存在することを認めたくない心理的傾向についての話をしてきた(↓参照)。 tatsumi-kyotaro.hatenablog.com 社会問題を自分たちが解決すべき問題として引き受けるには心理的な負担が発生する。 もしこの世界に多くの解決すべき問題があると知れば、良心的な人間は、自分も何かしなくてはいけないと思うだろう。だが、同時に社会問題のために何かをするのは面倒だし関わりたくない、ただ楽しく生きていたいというのも多くの人の心情だろう。 この世界には解決すべき多くの問題があるのに、自分は何もしていない。そうした自覚は、時に後ろめたさや罪悪感を生み出してし

[lcwin]

これ読んで偽善批判というより独善批判で、独善適用や適用の応用で何が起こるかに対する想像力批判という、ある種の権威主義・教条主義への批判が多いと私の直観では感じたけど根拠は弱いかな。

[deztecjp]

「しない善よりする偽善」の「しない善」について、「しないことが善」なんて解釈は初めて見た。「理想の善を語るが何もしない人より、問題含みの偽善でも現実にやる人の方がいい」という意味だろう。