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怒りが消える - てくてく日和
親の不注意で歩けなくなった。 不注意と言っても、なにかしらの障害が出ると分かってたんじゃないかな。... 親の不注意で歩けなくなった。 不注意と言っても、なにかしらの障害が出ると分かってたんじゃないかな。 そして少しずつ体に異変があった事にも、 気づいてたんじゃないかな。 親への不満は最初、何もなかった。 でも、歩けない不便さや、他の人とは違う苦しみが深まるにつれ、不満だけじゃなくて、怒りや、憎しみもふつふつと湧き上がってきた。 ただ 皮肉なもんで、親をどれだけ憎んでも歩けるようにはならない。それでも親を妬ましく思ってしまう。どこか、そこに自分の正当性を見出していたのかも。間違った事はしていない。 いったい どれだけの時間、この感情の中をさまよっていたのだろう。どこか自分でも無駄なことをしていると気付いていた。でも、親の不注意と自分の身体に起こった事が受け入れられなかった。 ある時は大声で叫んで物に当たった。木製バットで地面を殴った時には、バットが折れ、折り畳み式のベットはぐにゃりと曲がった。
2021/03/16 リンク