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水見稜『マインド・イーター』 | Living Well Is the Best Revenge
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水見稜『マインド・イーター』 | Living Well Is the Best Revenge
日本のSFに関して、私は黄金時代とも呼ぶべき1970年代にはそれなりに同伴して読み継いだ自負があるが、8... 日本のSFに関して、私は黄金時代とも呼ぶべき1970年代にはそれなりに同伴して読み継いだ自負があるが、80年代以降は必ずしも熱心な読者ではなかった。その後もこのブログで取り上げた『グラン・ヴァカンス』のごとき話題作についてはそれなりにアンテナを張ってきたつもりであるが、今回取り上げる『マインド・イーター』についてはその存在すら全く知らなかった。帯に『グラン・ヴァカンス』の著者、飛浩隆から「日本SFが成し遂げた最高の達成」なる賛辞が寄せられているのを読んで、あらためて一読する。なるほど日本のSF史上に残る傑作であろう。 今回の創元SF文庫版にはタイトルに「完全版」と冠されている。『マインド・イーター』は最初、1984年にハヤカワ文庫から刊行され、その際に収録されなかった二編を加えて、今回新たに上梓された。作者の水見は89年以後、新作を発表していないとのことであるから、最初に刊行された際に見落